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花様年、2人の取締役辞任後に問題悪化-香港の上場基準も満たせず

  • 辞めた1人、重要な問題について知らされていなかったと懸念表明
  • 花様年株は売買停止中、計画中の大規模な資産処分の発表待ちで

中国の不動産開発会社、花様年控股集団(ファンタジア・ホールディングス・グループ)の資金問題は同社の取締役2人が辞めた後に悪化、さらにこの2人を失ったことにより同社は香港取引所の上場規則を順守できない事態になったことが分かった。

  花様年がドル建て債でデフォルト(債務不履行)を起こした数日後、同社は取締役の何敏氏が辞任したことを明らかにした。同氏は「社内の一部の重要事項について、全ての内容を時宜を得た形で知らされていなかった」と懸念を示したという。このほか社外取締役の王沛詩氏も辞めたが、取締役会との対立はなかったと説明した。

  花様年の香港取引所への届け出によれば、両氏の退職により、社外取締役は1人となった。香港の上場規則では、3人以上の取締役を置き、このうち少なくとも1人は適切な資格や会計もしくは関連する財務管理の専門知識を有している必要があるという。同社は「実施可能になり次第すぐに」空席となった取締役の補充を目指すとしている。

  花様年と子会社の株式は、計画中の大規模な資産処分に関する発表があるまで、先月下旬から香港で売買が停止されている。花様年は流動性に問題はないとの見解を示していたにもかかわらず、4日が期限だった社債2億570万ドル(約230億円)相当を償還できず、投資家の間に動揺が広がった。

原題:Chinese Developer Fantasia’s Troubles Mount After Directors Quit

(抜粋)

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