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中国の新力控股、ドル建て債償還不能か-クロスデフォルトの恐れも

  • 社債2億5000万ドル相当、今月18日に償還期限
  • 新力は9月に本土で支払いできず、上場先の香港で株価が87%急落

中国で不動産開発を手掛ける新力控股集団は、今月18日に期限を迎える社債2億5000万ドル(約280億円)相当を償還できるとは見込んでおらず、その他2銘柄でクロスデフォルトを招く可能性があると発表した。不動産業界では波及リスクが高まっており、投資家らは他にどこが資金不足に陥る恐れがあるのか推測を余儀なくされている。

  新力が香港取引所への届け出で明らかにした。同社のドル建て債発行残高は6億9400万ドルであることが、ブルームバーグの集計データで示されている。新力は9月に本土で支払いができず、上場先の香港市場で株価が87%急落していた。

  中国恒大集団の今後を巡る不透明感が同セクターの重しとなる中で、新力の苦境は中国不動産社債市場の投資家にとって隠れたリスクを示す新たな兆しとなっている。

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原題:
Chinese Developer Sinic Warns of Default as Hidden Risks Mount(抜粋)

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