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オーストリア、新首相就任-汚職疑惑で辞任のクルツ氏は影響力維持か

  • シャレンベルク外相が新首相に、クルツ氏は国民党党首にとどまる
  • 新首相はクルツ氏と緊密に連携していく方針を示した

オーストリアの新首相に就任したアレクサンダー・シャレンベルク氏は11日、汚職疑惑で辞任したクルツ前首相と緊密に連携していく方針を示した。クルツ氏は与党・国民党の党首にとどまる。

  シャレンベルク氏は首相就任後に、2020年に緑の党との間で合意した連立プログラムに沿って政権運営を継続する意向を表明。ここには二酸化炭素(CO2)排出に対して価格付けを行う制度など広範な税制改革も含まれると説明した。

オーストリア首相が辞意表明、汚職疑惑で-後任にシャレンベルク外相

  クルツ氏(35)よりも20歳近く年長のシャレンベルク氏は、クルツ政権下で外相を務めていた。シャレンベルク氏は、クルツ政権下の混乱を修復し、それが本当に終わったかという疑問に答える必要がある。だが、就任後初の演説では、クルツ氏が今後も影響力を維持することが可能との見方を完全に払拭(ふっしょく)することはできなかった。シャレンベルク氏は国民党党首としてのクルツ氏と「もちろん極めて緊密に連携していく」との考えを示した。

  一方、クルツ氏は11日の声明で、「一つはっきりしていることは、わたしは影の首相ではないということだ」と説明した。

AUSTRIA-POLITICS-CORRUPTION
シャレンベルク新首相(10月10日)
 

原題:Austria Picks Leader Who Will Rule Under Predecessor Kurz’s Gaze(抜粋)

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