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英中銀、ベイリー総裁とソーンダース氏がインフレ懸念-対応必要と認識

  • 高インフレが「恒久的に根付くのを防ぐことが必要だ」-総裁
  • 金融政策で対応しなければ持続的インフレの恐れ-ソーンダース氏

イングランド銀行(英中央銀行)の当局者らはインフレについて懸念している。ベイリー総裁とソーンダース氏が相次いでインフレに言及した。

  ベイリー総裁は英紙ヨークシャー・ポストとのインタビューで、英消費者にとって「非常に有害な」インフレ動向について警鐘を鳴らした。

  総裁はインフレ率が中銀目標の2%を上回っていることについて懸念しているした上で、さらに上昇するとの見通しを示した。中銀は9月会合でインフレ率が10-12月(第4四半期)に4%を超えると予測していた。ベイリー総裁は「われわれの予測を見ると、残念ながらさらに上昇するとみられる」と述べている。

  高インフレが「恒久的に根付くのを防ぐことが必要だ。そうなれば非常に有害だからだ」と総裁は語った。

  金融政策委員会(MPC)メンバーのマイケル・ソーンダース氏もテレグラフ紙に、生産能力逼迫(ひっぱく)と賃金上昇によってインフレが加速していると指摘し、「金融政策で対応しなければさらに持続的なものになる恐れがある」と語った。

  市場が従来想定よりも早期の利上げを織り込んだのは「適切だと思う」と述べた。同氏は前回の政策決定会合で、債券購入を直ちに停止することを主張した2メンバーの1人。

  9月に英中銀のチーフエコノミストに就任したヒュー・ピル氏も、英国のインフレ高水準が当初の想定よりも長く続くとの見通しを示している。

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原題:
BOE’s Saunders Says Markets Right to Price in Quicker Tightening(抜粋)

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