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中国恒大保証のドル建て債、償還まだと関係者-3日が期限

  • 債権者の次のステップは中国恒大に支払いを求めること-関係者
  • 中国恒大の他のドル建て債がクロスデフォルトとなるリスク

中国恒大集団と子会社1社が保証していると債権者が主張するジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズ(鉅祥企業有限公司)のドル建て社債が、今月3日の期限を過ぎても償還されていない。事情に詳しい関係者が明らかにした。デフォルト(債務不履行)となれば、中国恒大の他のドル建て債もクロスデフォルトとなるリスクがあるため、注視されている。

  非公開情報だとして匿名で話した同関係者によると、債権者の一部が支払いを受けていない。3日は日曜日だったため、事実上の償還期限は4日だった。中国恒大にコメントを求めたが中国の連休中で応答はない。

  債権者の次のステップは、恒大と代理人の法律事務所に通知を送り保証した証券の償還実施を求めることだと関係者らは述べた。

  ブルームバーグがまとめたデータによれば、同社債の発行額は2億6000万ドル(約290億円)で、鉅祥企業は中国恒大の本土不動産部門、恒大地産集団などが保有する合弁会社。社債の目論見書は公にされていないため、保証の詳細は不明。

China Evergrande Group Headquarters as Company Pays Back Some Cash Owed to Wealth Product Investors
中国恒大集団の本社(2021年9月30日)
 

  同社債の保有者は債権者委員会を組織したほか、法律事務所ホワイト・アンド・ケースが鉅祥企業について複数の投資家に助言している。 ホワイト・アンド・ケースの広報担当者はコメントを控えた。

  事情に詳しい関係者によると、この社債には猶予期間が設けられていないため、元本償還ができなければデフォルト(債務不履行)となり得る。ただ、不払いが管理または技術上のミスによる場合は5営業日の猶予があるという。

 

原題:
Holders of Evergrande-Linked Jumbo Fortune Bond Yet to Be Paid(抜粋)

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