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アマゾン株下落、年初来でマイナスに-利回り上昇で下押し圧力増大

  • 株価は6営業日続落、2019年8月以来最長の下げ-年初来で2.1%安
  • 超大型株5社のうち今年値下がりしているはアマゾンだけ

4日の米株式市場でアマゾン・ドット・コムの株価が下落し、今年に入ってからの騰落率がマイナスに転じた。米国債利回りの持続的な上昇が、バリュエーションの高い銘柄の利益見通しに水を差している。 

  アマゾンの株価は2.9%安と6営業日続落。8営業日続落を記録した2019年8月以来最長の下げとなった。年初来では2.1%下げている。時価総額が大きい5社のうち、今年の騰落率がマイナスとなっているのはアマゾンだけだ。

  アマゾン以外の超大型株はこの日、アップルが2.5%、マイクロソフトが2.1%、アルファベットが2.1%、フェイスブックが4.9%それぞれ下げたが、年初来ではいずれもプラスを維持している。

  この日の米株式市場は、米国債利回り上昇でハイテク株や他の高成長銘柄が売られる中、幅広く下げた。10年物米国債利回りは現在1.49%前後と、9月22日の1.3%から上昇している。

【米国市況】ハイテク売りでナスダック大幅安-ドル安、商品高   

Rising yields have recently pressured major growth names
 
 

  調査会社バイタル・ナレッジはリポートで「世界(と金融政策)が正常化し、インフレが期待より持続的な状況にあって、利回りは当面、上向きに傾く可能性が高い」とした上で、下落は一時的とみるハイテク株投資家もいるが、「今回は違うとわれわれは考えている」と指摘した。

原題:Amazon Turns Negative for 2021 as Higher Yields Add to Pressure(抜粋)

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