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Photographer: Gilles Sabrie/Bloomberg
cojp

中国恒大の株式売買停止、「重大な取引に関する情報」待ち

  • 物業株の51%を合生創展が取得計画、5700億円超と評価か-財聯
  • 恒大保証の社債、4日が事実上の償還期限-クロスデフォルト懸念も

中国の不動産開発大手、中国恒大集団と傘下の不動産管理部門である恒大物業の株式が4日、上場先の香港市場で取引が停止された。

  中国の金融ニュースプラットフォーム、財聯が関係者を引用して報じたところによると、合生創展集団が恒大物業の株式51%を取得する計画。関係者の名前は明示していない。財聯は報道をその後更新し、恒大物業を400億香港ドル(約5700億円)超と評価する取引になると伝えた。合生創展の株式も売買停止となっている。

China Evergrande Group Headquarters as Company Pays Back Some Cash Owed to Wealth Product Investors
中国恒大集団の本社(2021年9月30日)
 

「重大な取引に関する内部情報」待ち

  中国恒大の株式は「重大な取引に関する内部情報」の公表まで取引が停止されている。香港取引所への届け出で明らかにした。

  別の届け出によれば、傘下の恒大物業の株式取引停止は同社株のゼネラルオファーの可能性に関した発表待ちとなっている。

中国恒大の株式売買停止、「重大な取引に関する内部情報」公表待ち

Coming Due

Evergrande needs to repay some $7.4 billion of maturing bonds next year

Source: Bloomberg

Note: Totals for HKD and yuan-denominated debt converted into U.S. dollars as of Sept. 1

中国恒大と不動産管理部門が売買停止

  香港取引所への4日午前の届け出では、取引停止の理由が示されなかった。中国恒大の株価は今年に入り80%下落。同社の社債も大きく値下がりしており、投資家がデフォルト(債務不履行)に備えていることを示す水準にある。

  新エネルギー車(NEV)部門、中国恒大新能源汽車集団の香港上場株は同日も売買されており、一時8.3%下げた。

中国恒大と不動産管理部門、香港市場で取引停止-資金繰り難の中

Coming Due

Evergrande needs to repay some $7.4 billion of maturing bonds next year

Source: Bloomberg

Note: Totals for HKD and yuan-denominated debt converted into U.S. dollars as of Sept. 1

クロスデフォルト懸念

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズという会社が発行したドル建て債、2億6000万米ドル(約290億円)相当を中国恒大が保証している。この社債の償還期限が3日。当日は日曜日のため、実際には4日となる。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、ダニエル・ファン氏は、ジャンボ・フォーチュン債の償還ができなかった場合、中国恒大の他の社債がクロスデフォルトとなるリスクがあると指摘している。

中国恒大保証の社債、4日が事実上の償還期限-クロスデフォルト懸念

原題:Share Trading Suspended as Debt Test Looms: Evergrande Update、Evergrande Halted Pending Major Transaction Announcement(抜粋)

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