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フェイスブックはユーザー保護より自社の利益を優先-内部告発者

  • 内部資料リークした元従業員ホーゲン氏が「60ミニッツ」で発言
  • ホーゲン氏、上院小委員会の子供の保護巡る公聴会で5日に証言

フェイスブックがユーザー保護を怠ったことを示すとされる内部資料をリークした同社の元プロダクトマネジャーが3日、米CBSの番組「60ミニッツ」に出演し、告発につながった同社の慣行について語った。

  告発者は、フェイスブックで偽情報対策を担当していたフランシス・ホーゲン氏。米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)は同氏からの情報を基に、フェイスブックがインスタグラムなどのサービスに関する負の側面を知りながら公表しなかったと報じていた。

  ホーゲン氏は、フェイスブックがユーザーの安全より利益を優先している証拠を繰り返し目にし、同社の慣行に警鐘を鳴らしたと説明。「フェイスブックにとって良いことと、社会にとって良いことの間には利害対立がある」と述べた。

  議会ではフェイスブックが自社プラットフォームの負の影響に関する内部調査の結果を隠蔽(いんぺい)したとして、同社への批判が強まっている。ホーゲン氏がリークした資料には、同社のコンテンツモデレーションの取り組みやインスタグラムが若年ユーザーに与える精神的影響などに関する情報が含まれていた。

  60ミニッツによると、ホーゲン氏が発見したある調査結果では、フェイスブックがプラットフォーム上のヘイトスピーチに対応したケースはわずか3-5%で、「暴力と扇動」に分類されるコンテンツについては1%に満たないという。

  同氏は上院の小委員会で5日開催される「オンライン上の子供の保護」を巡る公聴会で証言を行う予定。

  フェイスブックの広報担当レナ・ピーチ氏は発表資料でこの番組について、「誤解を招く恐れがある」として、同社は表現の自由とプラットフォームを安全に保つ必要性とのバランスを図っていると反論。さらに、「当社は誤った情報や有害なコンテンツの拡散対策で大きな改善を続けている。われわれが悪質なコンテンツを奨励し、何もしていないとの主張は真実ではない」と指摘した。

原題:Facebook Whistleblower: Firm Places Profits Over Users (1)(抜粋)

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