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中国恒大保証の社債、4日が事実上の償還期限-クロスデフォルト懸念

中国恒大集団は既に銀行や納入業者、中国本土の投資商品保有者への支払いが遅れており、先日期日を迎えたドル建て社債のクーポンについても支払いを行ったかどうかを明確にしていない。

  債務危機に陥っているこの中国不動産開発会社にとって、次の大きな試練は3日以降に訪れる可能性があり、既に緊張状態にあるクレジット市場のリスクが増幅する。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ジャンボ・フォーチュン・エンタープライゼズという会社が発行したドル建て債、2億6000万ドル(約290億円)相当を中国恒大が保証している。この社債の償還期限が3日。当日は日曜日のため、実際には4日となる。

中国恒大、10月3日期限の合弁会社社債に保証-債権者が支払い要求へ

  同社債には一般的な猶予期間が設けられていないため、元本を償還できなければデフォルト(債務不履行)となり得る。事情に詳しい関係者によると、技術的ミスなどで償還できなかった場合は5営業日の猶予が与えられている。この社債の目論見書は開示されておらず、取引所では売買されないため、中国恒大による保証の詳細は広く知られているわけではない。

  ブルームバーグインテリジェンスのアナリスト、ダニエル・ファン氏は、ジャンボ・フォーチュン債の償還ができなかった場合、中国恒大の他の社債がクロスデフォルトとなるリスクがあると指摘している。

  中国恒大に対し、利払いと債務保証についてのコメントを求めたが、返答はない。

Coming Due

Evergrande needs to repay some $7.4 billion of maturing bonds next year

Source: Bloomberg

Note: Totals for HKD and yuan-denominated debt converted into U.S. dollars as of Sept. 1

原題:
Nervy Markets Await Outcome for Opaque Bond Tied to Evergrande(抜粋)

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