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日本株は続落、中国恒大問題の再浮上で不透明感-電機や精密機器安い

更新日時

4日の東京株式相場は続落した。日経平均株価の下げ幅は400円を超える場面があった。米国株の反発を背景に上昇して始まったが、間もなく急下落した。香港株式市場で、中国不動産大手の中国恒大集団の売買が停止され、債務懸念が再浮上。先物中心にリスク回避目的の売りが出た。電機や精密機器株の下げが目立った。

  • TOPIX終値は前営業日比12.39ポイント(0.6%)安の1973.92
  • 日経平均株価は326円18銭(1.1%)安の2万8444円89銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

SBI証券の鈴木英之投資情報部長

  • 中国恒大集団の株式売買について公式な発表がないため不透明感からいったん売却する動きが相次いだ
  • 恒大集団の不動産管理部門が買収されるという話が株式売買停止の理由だと予想される。資産や事業を切り売りする再編はプラス要因となるはずだが、買収発表はないため、売買停止の理由が判然としないため不安感が広がった
  • 株安の背景には、石炭価格の高騰などからみてスタグフレーション懸念もある

証券ジャパンの大谷正之調査情報部部長

  • 中国恒大集団の債務問題が再浮上。きょう償還期限を迎える債務の行方を不安視するとともに、巨額の隠れ債務があるという情報が取引開始直後に出回り、先物の売りが出た

東証33業種

上昇率上位空運、陸運、その他金融、パルプ・紙、不動産
下落率上位海運、電機、ガラス・土石、精密機器

背景

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