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英中銀、供給問題続けば年内利上げに踏み切る公算-JPモルガン

イングランド銀行(英中央銀行)は、国内の供給問題が長引き、政府の労働者支援策終了でもインフレ圧力が緩和しなければ、年内利上げに踏み切る公算が大きい。JPモルガン・チェースのエコノミストが予測した。

  同行のエコノミスト、アラン・モンクス氏は顧客へのリポートで、パニックに陥っているという印象を与えないためにも金融政策委員会(MPC)は2022年まで利上げを遅らせたいだろうが、「新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)と欧州連合(EU)離脱の両方が労働力の供給に悪影響を及ぼしており、それが長引けば」、早期の行動を強いる可能性があると指摘した。

  英中銀は先月、11月の利上げ可能性にも道を開く内容の発表を行っていた。

  一時帰休者への支援策終了の失業率に対する影響が明確になるデータは少なくとも12月までは出てこず、エコノミストの間ではMPCが利上げの正当化に何を根拠とするかについて観測が広がっている。モンクス氏は賃金や労働市場が逼迫(ひっぱく)する速さ、インフレ期待に関するニュースがMPCの決定に大きな影響を及ぼすとみる。

  9月末での支援策終了後も労働市場への圧力が緩和しなければ、「今年10ー12月(第4四半期)に引き締めを行う可能性がより高まる」と同氏は指摘した。

原題:JPMorgan Sees BOE Rate Hike This Year If Supply Issues Persist(抜粋)

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