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米格付け「AAA」がリスクに、債務上限で行動なければ-フィッチ

  • 債務上限は期限までに引き上げられるか、適用が停止されると確信
  • タイムリーに実行されない場合、ソブリンデフォルトのリスク高まる

米議会が連邦債務上限を引き上げず、米財務省がデフォルト(債務不履行)を強いられる場合、同国の「AAA」ソブリン格付けがリスクにさらされる可能性があると、格付け会社フィッチ・レーティングスは指摘した。

  フィッチは1日、米財務省による支払いの遅れあるいはデフォルトは、それが財務省証券以外のものであっても、「米国の『AAA』格付けに悪影響を及ぼす可能性が高い」と説明。2011年に起きた債務上限を巡る混乱を想起させる格好となった。当時はS&Pグローバル・レーティングスが米国を「AAA」から格下げし、世界の金融市場に動揺が走った。

  フィッチはその上で、「デフォルト事由の回避に向け、債務上限は期限までに引き上げられるか、適用が停止されると確信している」と強調した。同社は米国の「AAA」格付け見通しを2020年7月以降、「ネガティブ(弱含み)」に設定している。

  「しかし、これがタイムリーな形で実行されない場合、政治的な瀬戸際政策や資金繰りにおける柔軟性低下は、米国のソブリンデフォルトリスクを高める恐れがある」と警告した。

原題:
U.S.’s AAA at Risk If Congress Fails on Debt Limit, Fitch Says(抜粋)

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