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米下院民主党進歩派、インフラ法案に反対票の構え-ペロシ議長に異議

  • 進歩派は税制・支出法案を先に通過させるよう主張
  • バイデン大統領の優先的な経済施策が阻まれる恐れ

米下院民主党の進歩派議員らはペロシ下院議長に異議を唱え、30日のインフラ法案採決で反対票を投じる構えだ。5500億ドル(約61兆3000億円)規模の同法案の先行きに黄信号が灯り、バイデン大統領の優先的な経済施策が阻まれる恐れが出てきた。

  インフラ法案は既に上院を通過しているが、下院民主党のリベラル派はインフラ法案の採決に先立ち、党内の合意を取りまとめ、より規模の大きい税制・支出法案を通過させるよう主張している。

  下院議員95人が参加する民主党進歩派の議員連盟「コングレッショナル・プログレッシブ・コーカス(CPC)」トップのジャヤパル下院議員は28日の声明で、「進歩派は両法案を支持するが、CPCメンバーの過半数は大統領の先見性のある税制・支出法案が先に通過した場合に限り、インフラ法案に賛成票を投じるだろう」と強調した。

House Democrats Hold Press Conference Regarding The PRO Act
ジャヤパル下院議員
 

  税制・支出法案を巡り民主党内の交渉が続く中、ペロシ議長は30日にインフラ法案を採決する意向を示している。同議長はジャヤパル議員の声明に関するコメントを控えた。

  上院民主党穏健派のマンチン、シネマ両議員は税制・支出計画の規模を3兆5000億ドルから大幅に縮小するよう求めている。バイデン大統領は合意の仲介を図り、28日に両議員と個別に会談する予定。

  CPCはインフラ法案を交渉材料とすることで、税制・支出法案に盛り込まれている自分たちの優先施策を残したい考えだ。

原題:Progressives Defy Pelosi, Vow to Vote No on Infrastructure (1)(抜粋)

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