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英中銀マン氏、インフレは一時的であり厄介な問題でない-ポンド急落

イングランド銀行(英中央銀行)金融政策委員会(MPC)メンバーのマン委員は、現在のインフレ加速は一時的なものであり、厄介な問題ではないと述べ、急いで対処する必要はないとの姿勢を示した。

  マン氏は28日、全米企業エコノミスト協会(NABE)のパネル討論で、物価や賃金については単なる伸び率だけでなくモメンタムが重要だと強調。コアの品目に対する需要は後退しつつある兆しがあると指摘した。

Federal Reserve Jackson Hole Economic Symposium
イングランド銀行MPCのマン委員
 

  新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)から経済が回復に向かい、需要が増加しサプライチェーンでボトルネックが発生する中で、世界各地でインフレが高騰。英国ではエネルギー価格が近く急上昇しそうで、インフレ率は英中銀が目標とする2%を年末までに2倍以上上回る水準に達する恐れがある。

  だが、マン氏はコロナ禍以前の水準を経済がまだ回復できていないことを挙げ、それを考慮に入れて需要の増加を解釈する必要があると語った。

  この発言でポンドは下げを拡大。1日の下げとして今年最大となる勢いにある。

原題:BOE’s Mann Sees Inflation as ‘Transitory, Not Troubling’ for Now(抜粋)、Pound Takes a Beating After BOE Mann Says Inflation ‘Transitory’(抜粋)

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