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中国恒大の電気自動車部門、株価急落-「深刻な資金不足」を警告

  • 上海科創板での上場取りやめ、支払い停止で納入業者が作業を停止
  • 運転資金補うため資産売却模索-大量生産開始計画に黄信号

中国恒大集団の電気自動車(EV)部門、中国恒大新能源汽車集団(恒大NEV)の株価が27日の香港市場で急落。同社は「深刻な資金不足」を警告するとともに、上海証券取引所のハイテク新興企業向け市場「科創板」での人民元建て株式上場を取りやめた。来年の大量生産開始計画は実現できない可能性が高まっている。

  恒大NEVの株価は一時26%安となった。年初来の下落率は約94%に達した。同社は24日遅く、一部の営業費用支払いを停止し何社かの納入業者が作業を停止したと明らかにした。一部従業員への給料と多数の業者への工場設備機器代金の支払いが遅延しているとのブルームバーグ・ニュースの報道が確認された形だ。

参考記事

中国恒大EV部門、上海科創板での上場計画を取りやめ

中国恒大EV部門、給料を一部支払い停止-債務危機が他事業に波及

 

  キャッシュフロー悪化で、EV大量生産を来年開始する計画は実現できない可能性が高まった。

  債務危機にある親会社の中国恒大集団にとって恒大NEV株が資金調達源となる可能性があるが、同社は今月、持ち分の売却に向けた「実質的な進展はない」と発表している。恒大NEV自身が現在は資産売却を図っている。「運転資金を補うため」一部の高齢者介護プロジェクトと海外資産の売却について交渉中だと24日に明らかにした。

 

Evergrande NEV has plunged from its highs, when it was worth more than Ford
 
 

 

原題:
Evergrande’s EV Unit Plunges After Warning of Cash Shortage(抜粋)

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