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日本株は反落、利益確定売り-中国の債務リスクも意識、成長株安い

更新日時

東京株式市場は反落。日経平均株価が3万円台にある中で、利益確定を狙った売りが優勢になった。緊急事態宣言解除の期待を背景に上昇して始まったものの買いは続かなかった。中国の不動産開発会社で新たな資金繰り問題が明らかになったのも投資家心理を冷やした。金利が高止まりする中で、株価純資産倍率(PBR)の高いキーエンスやSMCといった成長株の下げが目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比3.01ポイント(0.1%)安の2087.74
  • 日経平均株価は8円75銭(0.03%)安の3万0240円06銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の藤戸則弘チーフ投資ストラテジスト

  • 緊急事態宣言が全面解除になる報道を受けて空運や陸運などに買いが先行したが、午後はいったん利益を確定する売りが優勢になった。世界で急激に株価が戻った後、このまま高値を取りに行くのは時期尚早との見方から過熱感が修正された
  • 中国恒大集団が破綻する不安が尾を引きそうだ。中国政府は正式には沈黙したままで利払いが本当に実施されたのか、次の29日の利払いもきちんとされるのか疑心暗鬼となっている
  • 米国の債務上限問題、日本の総裁選の行方がまだ見えていないことも上値を抑える要因だ。懸念材料が多く、10月前半までこのままもみ合いが続く

東証33業種 

上昇率上位鉱業、空運、陸運、銀行、石油・石炭製品、その他金融
下落率上位海運、機械、倉庫・運輸、化学、情報・通信

背景

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