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ドイツ銀の次期戦略、アジアで買収含む成長を検討-ゼ-ビングCEO

  • ゼービング氏、現在の経営再建後の戦略を初めて示唆
  • 来年の再建計画終了に合わせ、新戦略を発表へ

ドイツ銀行は次期戦略のテーマとしてアジアでの成長などを検討し、買収も含まれる可能性があると、クリスティアン・ゼービング最高経営責任者(CEO)が24日語った。現在の経営再建路線の後に続く戦略について、自身の考えを初めて示唆した。

Key Speakers at Euro Finance Summit
ゼービング氏。撮影6月28日。
Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

  ゼービング氏はJPモルガン・チェースのアナリスト、キアン・アブホセイン氏が主催したバーチャル会議で、ドイツ銀が将来への計画を策定し始める上で、企業向けのリスク管理ソリューション提供と持続可能性も注目するテーマになると指摘。再建の進展が評価され時価総額増大につながれば、金融サービス企業他社の買収も積極的に検討すると述べた。

  来年には4年をめどとしたドイツ銀の経営再建計画が終了する。これに合わせ、来年のうちに新戦略を発表するとゼービング氏は言明した。前任者らが実現できなかった投資家の信頼と利益率の回復を同氏は成し遂げ、当局やアナリストの評価も勝ち得た。

  欧州銀行業界の再編を長らく呼び掛けてきたゼービング氏は、銀行の数が非常に多いことを考えれば再編は必然だとあらためて強調。ただ、再編劇の中でドイツ銀は従属的な役割にとどまりたくはなく、再建が完了すれば合併・買収(M&A)の好機に取り組める経営資源も増すだろうと語った。

 

原題:
Deutsche Bank’s Next Strategy to Focus on Asia and Perhaps Deals(抜粋)

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