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米インフラ法案、27日下院採決延期か-共和党の否決工作と民主党内紛

米議会上院で超党派の支持を得た5500億ドル(約60兆1000億円)規模のインフラ法案について、下院の共和党指導部は賛成しないよう共和党議員に働きかけている。民主党内部からも反対の声が上がっているだけに、ペロシ下院議長は27日に計画している採決を延期せざるを得なくなりそうだ。

  インフラ法案は上院で超党派が交渉し、一部の共和党議員も支持に回った。民主党が3兆5000億ドル規模の支出・税制計画につながる予算決議案を別に通過させることを計画しているため、下院共和党指導部は22日、共和党議員にインフラ法案への反対を呼び掛け始めた。

  ジャヤパル下院議員率いる進歩的な民主党議員連盟「コングレッショナル・プログレッシブ・コーカス(CPC)」は、予算決議案が両院で通過しない限り、インフラ法案に反対すると警告している。協議は行き詰まっており、たとえ急速にまとまったとしても、ペロシ議長がインフラ法案の最終採決を持ち込むと民主党の穏健派に約束した27日までに、上院が予算決議案を通過させる可能性はない。

  共和党指導部が否決工作に動き始めたため、民主党の進歩派が造反する分を共和党穏健派の票で埋めて可決させる可能性もほぼなくなった。ジャヤパル議員はおよそ95人の進歩派の半数余りが反対票を投じる用意があると明らかにした。

 

原題:
House GOP Squeezes Pelosi on Bipartisan Infrastructure Bill(抜粋)

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