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米年末商戦に忍び寄る供給網問題、人気のおもちゃに売り切れ警報

  • 人気復活の「たまごっち」やマテル「ラーニング・ボット」品薄か
  • 1-6月の売上高は前年比15%増、昨年を上回る強い需要

懐かしい「たまごっち」や、ソーシャルメディアのTikTokで人気に火が付いた「プチプチおもちゃ」に至るまで、子供が欲しがりそうな商品は例年よりずっと早く売り切れる可能性がある。これも世界的なサプライチェーン(供給網)のボトルネックが原因だ。 

  おもちゃ業界の専門家らによれば、品薄の原因には中国での労働力やコンテナの不足、船積みの遅れなどが挙げられる。年末のホリデーショッピングではお目当ての商品を探すのに苦労しそうだ。値段も高くなる可能性がある。

  11月下旬の感謝祭に続くブラックフライデーまでに、こうした商品が品薄になるのはほぼ確実だ。今年の人気商品として米おもちゃ業界誌2誌がまとめたリストには、たまごっちのほかに、マテル傘下のフィッシャープライスが売り出した「ラーニング・ボット」、子供番組「ブルーズ・クルーズ」のキャラクターをあしらったキッチンセットが含まれている。

  トイ・インサイダー誌のマリッサ・シルバ編集長は「商品は港で船積みを待っている。さらに2週間ほどかかりそうだ」と述べた。

  おもちゃ産業は供給網の目詰まりだけでなく、異例の強い需要にも対応しなくてはならない。調査会社NPDによれば、今年1-6月の売上高は前年同期比で15%増の225億ドル(約2兆4700億円)。新型コロナウイルス禍で子供たちが通学できなかった昨年の伸びを上回っている。

Inside A Wal-Mart Stores Inc. Location Ahead Of Black Friday
ウォルマートのおもちゃ売り場(2018年11月)
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

原題:Hottest Toys May Be Sold Out by Black Friday Due to Bottlenecks(抜粋)

 

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