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ワクチン接種した妊婦、高水準の抗体を胎児に移行-米研究で確認

  • 新生児36人が対象、出生時の検査で全員が抗体を持っていた
  • 今回の研究結果、妊婦のワクチン接種推進に役立つ可能性

妊婦がメッセンジャーRNA(mRNA)技術を使った新型コロナウイルスワクチンを接種すると、高水準の抗体が胎児に移行することが明らかになった。研究論文が22日、米産科婦人科(母体胎児医学)学会誌で発表された。

  今回の研究は免疫が感染に由来するのか、あるいはワクチンによるものかを区別するため、臍帯血(さいたいけつ)内の抗体水準を計るもので、米ファイザーと独ビオンテックが共同開発した新型コロナワクチン、あるいは米モデルナ製を接種した母親から生まれた新生児36人が対象。それによると、出生時の検査で全員が感染を防ぐ抗体を持っていたことが分かった。

  論文を共同執筆したニューヨーク大学ランゴン・ヘルスシステムの産科医、アシュリー・ローマン氏は「予想外の結果だった。もっとばらつきが出ると想定していた」と述べた。

  今回の結果は、妊婦のワクチン接種推進に寄与する可能性がある。妊娠中のワクチン接種の安全性を示すデータは増えているが、米疾病対策センター(CDC)の9月11日のデータによれば、18-49歳の妊婦のうち、ワクチン接種を済ませた人の比率は30%にとどまっている。

原題:
Vaccinated Pregnant Women Pass Protection to Babies, Study Finds(抜粋)

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