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米下院、暫定予算と債務上限凍結の抱き合わせ法案を可決

更新日時
  • 共和党は債務上限凍結を上院で阻止する方針示している
  • 上院で否決された場合に民主党がどう動くかは不透明

米下院は21日、連邦債務の法定上限を2022年12月16日まで凍結するとともに、政府機関閉鎖回避のため9月30日以降も政府資金を手当てする法案を賛成220、反対211で可決した。ただ、共和党は債務上限の凍結を上院で阻止する方針を示している。

  米財務省は10月中にデフォルト(債務不履行)に陥るのを回避するための会計措置が尽きる可能性があると警告しており、債務上限凍結が急務となっていた。

  一方、共和党のマコネル上院院内総務とシェルビー上院議員は、政府資金を12月3日まで手当てするものの、債務上限の凍結・引き上げを含まない暫定予算案を公表した。シェルビー議員は、同法案では十分練られていない民主党の債務上限の文言を削除したと説明した。

  両党の対立により、政府機関閉鎖とデフォルトという2つのリスクが生じており、これが現実化した場合、ウォール街だけでなく幅広い米経済が壊滅的な打撃を被る恐れがある。

  抱き合わせ法案が上院で可決されない場合、民主党がどう動くかは不透明だ。

  代替案の一つは10月1日の政府閉鎖を回避するため、抱き合わせ法案から債務上限の条項を削除して通過させることだ。その後、民主党は財政調整措置を活用して単独で債務上限引き上げ案を可決することができる。

原題:House Vote Sends Debt-Limit, Government Funding Bill to Senate、Senate Republicans Unveil Stopgap Bill With No Debt Limit Step(抜粋)

 

(共和党の動きや今後の見通しなどを追加して更新します)
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