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S&P500種、「氷」のシナリオなら20%余り下落へ-モルガンS

  • 弱気な見方が一段と現実味帯びる-モルガン・スタンレー
  • 20日の株価は世界的に下落、恒大集団の債務危機の影響を懸念

米国株は20%超下落のシナリオがより現実味を帯びつつあると、マイケル・ウィルソン氏率いる米モルガン・スタンレーのストラテジストが指摘した。

  もっともこれは最悪のシナリオだが、モルガン・スタンレーは経済成長の減速と消費者信頼感の低下が示唆されつつあるとみる。

  同行のストラテジストは20日付のリポートで、米国株について「火と氷」と表現した2つのシナリオを示した。火のシナリオでは、より楽観的な見方が広がり、米金融当局が景気過熱を防ぐため緩和策を縮小させるというもので、「典型的な『火』のシナリオではS&P500種株価指数は、適度に健全な10%の調整が入る」見通しだ。

  一方、現実味を帯びつつあるより弱気な「氷」のシナリオでは、景気が急速に冷え込み、利益が圧迫されるという想定だ。

  20日の株式相場は世界的に下落。中国恒大集団の債務危機がより広範にわたる金融システムに影響を及ぼす恐れがあるとの懸念が売りにつながっている。

  同リポートは「火か氷かは分からない。しかし氷のシナリオは市場にとって望ましくない展開で、われわれはその方向に傾きつつある」と論じた。

 

The S&P 500 hasn't had a 1%-plus gain for more than two months
 
 

 

原題:Morgan Stanley’s Wilson Sees Growing Risk of 20% Drop in S&P 500

(抜粋)

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