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【新型コロナ】米の3回目接種計画、規模縮小か-アジアは制限緩和へ

更新日時
  • インドネシアのバリ、来月から外国人観光客の受け入れ再開も
  • フランス、1回目ワクチン接種終えた人が5000万人に到達

米食品医薬品局(FDA)の諮問委員会は17日、ファイザー・ビオンテック製の新型コロナウイルスワクチンについて、65歳以上および重症化リスクが高い人を対象にブースター(追加免疫)接種を認めるよう勧告した。幅広い層の人々を対象に来週から3回目接種を開始する計画を掲げていたバイデン政権にとって痛手となる。

ファイザー製ブースター、65歳以上と高リスク者限定-FDA委勧告

  アジアの一部地域は渡航制限の緩和に動いている。タイの首都バンコクは、住民の70%以上が2回目のコロナワクチン接種を終えれば、海外からのワクチン接種済み渡航者の隔離措置を免除する。アサウィン知事が明らかにしたもので、10月15日にはこの目標に到達するとの見通しを示した。インドネシアはコロナ感染件数の減少傾向が維持されれば、来月からバリで外国人観光客の受け入れを再開する。

  米ジョンズ・ホプキンズ大学とブルームバーグの集計データによると、世界の新型コロナ感染者数は2億2760万人、死者数は460万人をそれぞれ上回った。ブルームバーグのワクチントラッカーによれば、世界のワクチン接種は計58億5000万回を超えた。

  フランスのマクロン大統領は17日のツイッター投稿で、1回目のワクチン接種を終えた人が5000万人に達したと発表した。同国は当初、この大台を8月末までに達成する目標を掲げていた。

  ファイザー製のコロナワクチンは接種から4カ月後に入院を防ぐ効果が低下した一方、モデルナ製ワクチンは効果が続いた。米疾病対策センター(CDC)が全米18州、21の病院から得たデータを分析し、このような結果が明らかになった。

モデルナ製ワクチン、入院を防ぐ効果が持続-ファイザー製は低下

  英国政府は、入国時の新型コロナ検査要件をワクチン接種済みの渡航者に対して緩和した。高リスクと指定されていない国・地域からワクチン接種済みの人が入国する場合、渡航前のコロナ検査は必要なくなる。出発国のリスクに合わせて色分けする制度も見直し、感染率が高い国・地域を「レッド(赤)リスト」で示すがそれ以外に対しては「措置を簡素化した」と、シャップス運輸相はツイートした。これら変更は10月4日付で施行される。

  ファイザー・ビオンテック製ワクチンのブースター接種の是非を検討している米ワクチン専門家グループに対し、イスラエルの研究者らは、そうした接種の効果がどれほど持続するかは不明だとの見方を示した。

原題:U.S. Booster Plan Scaled Back; Bali May Reopen: Virus Update(抜粋)

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