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ECBマクルーフ氏、政策委員会の一部はインフレ予測を低過ぎと判断

  • デギンドス副総裁、今年のインフレ率は想定よりも高くなる可能性
  • カザークス氏もインフレ見通しに上振れ余地があると発言

欧州中央銀行(ECB)政策委員会メンバーのマクルーフ・アイルランド中銀総裁は、「政策委員会メンバーの一部は実際、ECBの予測は悲観的過ぎると考えている。現時点で2023年のインフレ率が1.5%という予測は低過ぎると判断している者もいる」と述べた。

  マクルーフ氏は、この問題について議論することになるだろうと指摘。インフレ加速は一時的だとしつつ、「中期をほぼ超える長い期間で見た時に、複数の物価上昇圧力が長期間継続する可能性があるとの見方に私は異議を唱えないだろう」とし、「これが一時的な現象以上であると実際に結論付ければ、われわれは対応する」と語った。

  また、デギンドスECB副総裁はオランダ経済紙ヘット・フィナンシエル・ ダフブラットとのインタビューで、「供給面の問題が続くなら、今年のインフレ率はわれわれが現在考えているよりもさらに高くなるかもしれない」と述べた。

  「今のところ、物価上昇を背景にした賃金上昇はほぼ見られていない。これが秋に変わるかもしれず、現在進行中の多くの賃金交渉の展開を注意深く見守る」と続けた。

  ユーロ圏のインフレ率を巡っては、カザークス・ラトビア中銀総裁が16日のブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、現在の想定よりも高くなる可能性があるとの見方を示していた。

ECBカザークス氏、ユーロ圏インフレは想定よりも高くなる可能性

原題:
Makhlouf: Some ECB Officials Think Inflation Forecasts Too Low(抜粋)

ECB’s Guindos: Inflation Could Be Higher Than Anticipated in ‘21(抜粋)

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