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アジア系の出世阻む「竹の天井」、金融業界に残る人種差別の壁-調査

  • 幹部ポストの検討対象から外れたのは偏見のせいと10人に9人が回答
  • 「モデル・マイノリティーの神話」がマイナスに働いたとAAAIM
The New York Stock Exchange building is seen along Wall Street  (Photo by Stephanie Keith/Getty Images)

The New York Stock Exchange building is seen along Wall Street  (Photo by Stephanie Keith/Getty Images)

Photographer: Stephanie Keith/Getty Images North America

アジア系米国人や太平洋諸島出身者(AAPI)が、金融業界で出世を妨げる構造的ともいえる人種差別に直面している現状が、最新の調査結果で示された。

  アソシエーション・オブ・エージャン・アメリカン・インベストメント・マネジャーズ(AAAIM)が14日公表した報告書によると、上級・幹部レベルポストの検討対象から外されたのは、「バンブー・シーリング(竹の天井)」とも呼ばれる偏見のせいだと10人に9人が回答した。

  AAAIMはアジア系について、差別を克服し職場で確固たる足場を築いた勤勉な勤労者という「モデル・マイノリティーの神話」がマイナスに働き、指導的役職から除外されることが多いと指摘。調査対象者の約7割が、AAPIの職業人は優れたリーダーと見なされていないと考えているという。

  報告書は、投資運用のプロ100人を対象とする調査と幹部10人強への聞き取り調査を基にまとめられた。

原題:
Asian Americans in Finance Say Racism Leads to ‘Bamboo Ceiling’(抜粋)

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