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ブースター接種、コロナ感染の割合大きく減らす効果-イスラエル研究

  • 2回接種に比べ感染の割合が大きく低下-60歳以上対象の短期研究
  • FDA諮問委員会はファイザー製ブースター承認巡り17日に会合

ファイザーとドイツのビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの3回目接種が60歳以上について新型コロナ関連疾患の発症の割合を大きく減らす可能性があることが、イスラエルの短期研究で明らかになった。

  米医学誌「ニューイングランド・ジャーナル・オブ・メディシン(NEJM)」に15日発表された論文によると、ブースター(追加免疫)接種を受けたグループは接種の12日後から、標準的な2回接種のグループに比べて感染の割合低下が11倍、重症化の割合低下も約20倍だった。

South Korea Speeds Up Covid Vaccination Program
米ファイザー・独ビオンテック製ワクチン
Photographer: SeongJoon Cho/Bloomberg

  今回の研究は大いに期待を集め、初期の結果は米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のファウチ所長らバイデン政権当局者が20日に開始予定のブースター接種計画の推進に際して言及していた。ファイザー製ブースターの承認申請に関する米食品医薬品局(FDA)諮問委員会の17日の会合でも取り上げられる見込み。

ワクチン効果は時間と共に低下、ブースターは安全で有効-ファイザー

  イスラエルの研究はファイザー製ワクチン接種を完了している60歳以上の住民110万人余りが対象。今回の解析で留意しなければならないのは、観察期間が短いことだ。同国のブースター接種は7月31日に開始したが、研究対象期間は8月31日までだった。効果が出るまでの期間を考慮し、投与から12日たってからの感染率を調べた。

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原題:
Booster Dose Slashes Rates of Covid Infection in Israeli Study(抜粋)

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