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ジョンソン英首相が内閣改造、トラス国際貿易相を外相に抜てき

  • ラーブ外相は事実上の降格、アフガン混乱時も休暇継続で批判
  • 増税計画で与党支持率が低下、野党・労働党に逆転許す

ジョンソン英首相は15日、大幅な内閣改造を発表した。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)でひっ迫した医療や社会保障の財源として増税を打ち出して以降、内閣支持率が低下していた。

BRITAIN-POLITICS
ロンドンの首相官邸を出発するジョンソン首相(15日)
 

  今回の内閣改造では、保守党員の間で最も人気が高い閣僚だったトラス国際貿易相を外相に抜てき。トラス氏と同じく女性閣僚のパテル内相は留任する。一方で、弁護士としての職歴があるラーブ外相は司法相に事実上の降格、ウィリアムソン教育相、バックランド司法相、ジェンリック住宅・自治相は交代が決まった。

  ラーブ氏はイスラム主義組織タリバンが8月にアフガニスタンを掌握した際にも休暇先にとどまるなど、同氏を含む白人中年男性4人への批判は多く、英国内の報道で降格がうわさされていた。

  ジョンソン首相率いる保守党内閣は引き続き下院で圧倒的な過半数を握るものの、アフガン撤退の混乱や増税計画などここ数カ月は試練にさらされている。ユーガブの最新世論調査によると、保守党は1月以来初めて野党・労働党に支持率でリードを許した。

原題:
Johnson Rejigs U.K. Cabinet: Truss Replaces Raab as Top Diplomat(抜粋)

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