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きょうの国内市況(9月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は4日ぶり反落、米CPI受け米金利低下-東証1部の8割下落

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  東京株式相場は4営業日ぶりに反落。8月の米消費者物価指数(CPI)が市場予想を下回り、米長期金利が低下したのを背景に、銀行などの金融株が売られた。前日の相場で主要の株価指数が年初来高値を更新したことや米株安となったことも上値追いを慎重にさせた。非鉄金属や化学などの素材株や自動車、陸運なども売られ、幅広い業種が値下がりした。東証1部の値下がり銘柄数は全体の約82%を占めた。

  • TOPIXの終値は前日比22.48ポイント(1.1%)安の2096.39
  • 日経平均株価は158円39銭(0.5%)安の3万511円71銭

SMBC信託銀行の山口真弘シニアマーケットアナリスト

  • 米CPIの結果も含めて、物価上昇が一時的という米金融当局の見解が確認され始めている状況下で、過度な景気回復の減速が短期的に意識された。株価上昇が続いたことによるスピード調整の面も大きい
  • ただ、ここまで株高を支えてきた次期政権の経済対策への期待と新型コロナウイルスの感染者数の減少というファンダメンタル面は変わっていないため、出遅れていた日本株の高値圏での底堅い値動きは今後も続くだろう

東証33業種

下落率上位不動産、証券・商品先物、金属製品、繊維製品、非鉄金属、鉄鋼
上昇業種海運

●債券は上昇、米長期金利低下と日銀オペ結果受け買い優勢

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  債券相場は長期債中心に上昇。前日の米国市場で長期金利が低下したことや、日本銀行が実施した国債買い入れオペで需給の良さが示されたことを受けて買いが優勢だった。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.035%
  • 新発20年債利回りは0.5bp低い0.415%
  • 長期国債先物12月物の終値は前日比12銭高の151円86銭。米長期金利低下の流れを引き継ぎ買いが先行。日銀オペの結果を受けて午後に入り一段高となり、一時151円89銭まで上昇した

みずほ証券の松崎涼祐シニアマーケットアナリスト

  • 足元の需給の良さを日銀の国債買い入れオペ結果で確認できた
  • 材料難の中、オペ結果に反応して上昇した
  • 30日公表の10-12月のオペ予定は買い入れ額が小幅減額、回数は据え置きを予想

日銀オペ

  • 応札倍率は残存期間1年超3年以下が3月26日以来の低水準、3年超5年以下が2.25倍、5年超10年以下が2.04倍といずれも前回から低下-応札倍率の低下は売り圧力の弱まりを示す
  • みずほ証の松崎氏
    • 1年超3年以下と3年超5年以下の結果が割と良く、5年超10年以下は無難な結果だった

●円全面高、株安や中国減速でリスクセンチメント悪化-ドル109円半ば

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  東京外国為替市場の円は主要16通貨に対してほぼ全面高。日本を含むアジア各国株式相場の下落や予想下回った中国経済指標を受けてリスクセンチメントが悪化したことが背景。オーストラリアドル(豪ドル)やニュージーランドドル(NZドル)、カナダドルなどリスク感応度の高い通貨が相対的に弱含んだ。ドル・円相場は1ドル=109円台半ば。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時7分現在、前日比0.1%安の109円56銭。ここまで109円74銭を高値に一時109円55銭まで下落。前日の安値は109円53銭だった
  • 豪ドル・ドルは一時、前日比0.3%安の1豪ドル=0.7301ドルまで下落。豪ドル・円は一時0.4%安の80円02銭まで下落

 NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • ドル・円は海外時間での米金利低下を受けた下落の流れが継続しているほか、日本株の下落を受けてリスクセンチメントが後退していることも重しに
  • 株安に加えて、予想を下回る中国の経済指標で景気減速への懸念が高まり、クロス円主導の円全面高の場面も。特にリスク感応度の高い豪ドルやNZドル、カナダドルに下押し圧力が目立つ
  • ただ、リスクオフでドル買いもあって、ドル・円の下値が支えられている。米金融政策正常化シナリオを大きく揺るがすような材料もないため、短期的には109円50銭から110円50銭のレンジが健在で、手も足も出ないという状況が続きそう
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