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カジノ株が安い、マカオ政府がカジノ運営会社の監視強化を提案

14日の米株式市場でカジノ関連株が下落した。マカオ政府がカジノ運営会社の監視を強化し、地元取締役の株式保有比率を引き上げる提案を示したことが嫌気された。中国当局がマネーロンダリング(資金洗浄)や通貨流出の取り締まりを強化する中、世界最大のギャンブルの中心地であるマカオで規制が強化されることを示唆する動きだ。

  マカオ政府で経済財政を統括する李偉農氏は14日の記者会見で、政府はカジノ会社の事業運営に対する監視を改善させるため「直接的な監督」を強化すると述べた。ただ、計画が具体的にどのように実施されるかには言及しなかった。提案に関する広聴論文によると、地元のカジノ会社取締役の株式保有要件を現行の最低10%から引き上げることも、当局は提案している。

  同政府はまた、ハイローラー(高額な賭け金で遊ぶ顧客)に貸し付けを行う「ジャンケット」と呼ばれる業者に対する監視強化を提案した。

  これを受け、マカオで事業展開するカジノ運営会社ラスベガス・サンズは前日比13%安と、2020年3月以来の大幅安となる場面があった。同業の米ウィン・リゾーツや香港のメルコリゾーツ&エンターテインメント(新濠博亜娯楽)、米MGMリゾーツ・インターナショナルもそれぞれ値下がりした。

原題:Gambling Stocks Tumble as Macau Lays Plans to Increase Scrutiny(抜粋)

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