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エクソン動かした物言う株主、ESGデータ活用し投資先精査 (訂正)

訂正済み
  • エンジン・ナンバーワン、ESGデータを従来の財務分析に統合
  • ESGデータは投資プロセスの中核をなす-創業者ジェームズ氏

アクティビスト(物言う株主)のエンジン・ナンバーワンは13日、環境・社会・企業統治(ESG)に関するデータを使用して投資先を評価する新たな戦略を発表した。同社は米石油大手エクソンモービルに取締役メンバーの構成を変えさせたことで一躍有名になった。

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  エンジン・ナンバーワンは計38ページの文書で、企業の精査や投資先の選定を行うため、ESGデータを従来の財務分析に統合すると説明。「トータル・バリュー・フレームワーク」と呼ぶ同手法は、ESGを巡る懸念に対するパフォーマンスが企業の価値にどう影響するかを予測しようとするものだ。

  同社創業者のクリス・ジェームズ氏は発表文で「ESGデータは財務的な分析と同様、投資プロセスの中核をなす」と指摘。「このフレームワークを資本配分に適用することで、資本主義に常識を取り戻すことができる」と述べた。

  投資家が資金を投入しているESG資産の規模は、昨年の35兆ドル(約3850兆円)から2025年までに50兆ドルに拡大すると見込まれている。エンジン・ナンバーワンは、アクティブ運用のファンドマネジャーがESGのデータを活用し、自分たちの投資が企業に気候変動や人権問題への対応を実際に促しているかどうか確認することが不可欠だと述べた。

原題:
Engine No. 1 Unveils ESG Framework to Scrutinize Investments(抜粋)

(最終段落の通貨単位を50兆円から50兆ドルに訂正します)
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