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中国がアリペイ分割指示、融資ビジネスを別のアプリに分離-FT

更新日時
  • 花唄と借唄を他のサービスから分離し、一つのアプリに統合する意向
  • ユーザーのデータも政府が一部所有する信用評価合弁会社に移す計画
Alibaba and Ant Group Offices In Shanghai As China Launches Probe into Alibaba Over Monopoly Allegations
Photographer: Qilai Shen/Bloomberg

中国当局はアリババグループが傘下に置く金融サービス会社アント・グループの電子決済サービス「アリペイ(支付宝)」事業の分割を目指していると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。

  事情に詳しい関係者2人からの情報を同紙が引用したところでは、中国当局は収益性の高い融資ビジネスを別の新たなアプリに分離したい意向だ。

  同紙によれば、伝統的なクレジットカードのサービスに近い「花唄」と小口無担保融資を提供する「借唄」のバックエンドシステムを他の金融サービスから分離し、外部の株主を迎え入れるよう当局はアントに指示。二つのビジネスを独立した一つのアプリに統合することを望んでいるという。

  関係者がFT紙に語ったところでは、アントの融資判断を支えるユーザーのデータも、中国政府が一部所有する予定の信用評価合弁会社に引き渡す計画だ。

  中国の金融規制・監督当局に近い関係者の1人は同紙に対し、「大手テクノロジー企業の独占力の源泉がデータ支配にあると政府は確信し、それを終わらせたいと望んでいる」と述べたという。

  FT紙によると、アントに同紙が電子メールでコメントを求めたが、返答はなかった。

  

原題:China Seeks to Break Up Alipay, Separate Loan Business: FT (2)

 

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