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バイデン米政権が中国の補助金など調査検討、圧力かける狙い-関係者

  • 10日午後会合、トランプ政権の貿易合意や対中関税などと合わせ協議
  • ホワイトハウス、関税除外手続きの復活に傾く-追加関税効果失った

米バイデン政権は、中国政府の産業補助金とそれによる米経済への悪影響について新たな調査の実施を検討している。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。中国の貿易慣行を巡り同国に圧力をかける狙いがあるという。

  関係者らによれば、通商代表部(USTR)のタイ代表やレモンド商務長官などバイデン政権の経済担当高官は10日午後に会合を開き、調査の可能性を協議する。またトランプ前政権が2020年1月に結んだ貿易合意と実施面の選択肢、中国からの輸入品に課した追加関税の今後についても話し合うという。関係者らは、協議は非公開だとして匿名を条件に語った。

  USTRは調査を実施することになった場合に備え、適切な対応を講じるため中国の補助金が引き起こした悪影響を数値化できるよう外部のコンサルタントを起用したと、関係者のうち2人が語った。

  バイデン大統領は9日夜、中国の習近平国家主席と電話会談。行き詰まり状態にある米中当局者協議を巡り、中国側に対話への真剣さが見られないことへの不満を伝えた。

バイデン氏、米中協議の行き詰まりに不満伝える-習氏と電話会談 (1)

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バイデン米大統領と中国の習近平国家主席
 

 

  USTRの報道官はコメントを控えた。商務省とホワイトハウスの報道官は、これまでのところコメントの要請に応じていない。

  2人の関係者によると、バイデン政権は経済界や議員からの要望がある関税除外手続きの復活に傾いている。トランプ政権下の追加関税は中国に望んだ変化をもたらさず、中国に交渉に応じさせたり「第1段階の」貿易合意を履行させたりするレバレッジとしての効果が時間とともに失われたとバイデン政権の一部は考えているという。

原題:Biden Team Weighs China Trade Probe in Bid to Pressure Beijing(抜粋)

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