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フォード、初のSOFR参照シンジケートローン-LIBOR移行弾み

  • SOFR参照のシンジケートローンによる借り入れは米企業で初めて
  • 年明け以降はLIBORに連動する新規ローンの組成ができなくなる
Ford headquarters in Dearborn, Michigan.
Ford headquarters in Dearborn, Michigan. Photographer: Jeff Kowalsky/Bloomberg

ロンドン銀行間取引金利(LIBOR)からの移行が一歩前進した。米フォード・モーターは米企業で初めて、代替指標金利の担保付翌日物調達金利(SOFR)を参照金利として用いるシンジケートローンで借り入れを行う。

  事情に詳しい関係者によると、フォードは3本の回転信用枠の借り換えのため、SOFRに連動し、気候変動目標も組み入れたシンジケートローンを利用する。

ウォール街が提供するサステナビリティー連動ローン、金利優遇0.01%

  年明け以降はLIBORに連動する新規ローンの組成ができなくなる。SOFRは他の金融分野では徐々に浸透しているが、シンジケートローンはフォードが初めて。さらなる契約が今後期待される。レバレッジドローン市場ではSOFRを参照金利とする新規融資はまだない。

  フォードの担当者と、シンジケート団の主幹事を務めるJPモルガン・チェースの担当者はコメントを控えた。フォードは6月に回転信用枠の借り換えでSOFRを採用する意向を銀行団に伝えていた。

  フォードは回転信用枠で三つのサステナビリティー目標を設定する。

  • 製造過程でのカーボン(炭素)排出量の削減
  • 製造工程の再生可能エネルギーへの移行
  • 欧州でのフォード車の二酸化炭素(CO2)排出量削減

  目標の達成状況に応じて信用枠の金利が若干変動する。  

 

 

 

原題:
Ford’s SOFR Loan Is First New Deal to Use Libor Replacement (1)(抜粋)

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