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中国が恒大に債務条件の再交渉認める、資金繰り難に対処-関係者

更新日時
  • 恒大に一時の猶予、すでに一部銀行などに期限延長を要請-関係者
  • 9日に恒大の株価は一時10%超下落、今後の不透明さで大きく変動

中国当局は、資金繰り難に陥っている不動産開発大手の中国恒大集団が提案した銀行や他の債権者らとの支払期限を巡る再交渉を承認した。3000億ドル(約33兆円)を超える債務を抱える恒大に一時の猶予を与えることになる。

  事情に詳しい関係者によれば、恒大は一部融資で利払いおよび元本の支払期限を守れなかったことから、再交渉計画を先月提示。同国の金融監督トップである金融安定発展委員会(FSDC)がこれを承認した。同関係者は非公開情報を話しているとして匿名を条件に述べた。

  関係者4人によれば、恒大はすでに一部銀行などに対して期限延長を求めた。合意にこぎ着けた協議がどの程度あったのか、また、社債保有者に対しても支払いを遅らせる意向なのかは明らかになっていない。

  同社の主要取引銀行は、返済を巡る決定を一元化するため債権者委員会を設立することを先週にも協議したが、貸し手と監督当局は強力な措置を取る前に、恒大が流動性問題を解決する時間をもう少し与えることを決めたと、事情を知る関係者が語った。

  恒大の今後を巡る不透明さから同社の社債・株価は大きく変動し、9日の株式市場で株価は一時10%超下落した。中国政府は債務問題を解決するよう恒大に迫っているが、大規模な債務再編を認めるのか破綻を容認するのかはまだ示唆していない。

 

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原題:China Allows Evergrande to Reset Debt Terms to Ease Cash Crunch

(抜粋)

 

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