コンテンツにスキップする

英中銀、政策引き締めへ最低限の基準は満たされた-ベイリー総裁

  • ラムズデン、ブロードベント両副総裁も総裁の見解に同意
  • 8月会合ではMPCが真っ二つに分かれた-総裁が議会で証言

イングランド銀行(英中央銀行)のベイリー総裁は、自分を含め複数の金融政策委員会(MPC)メンバーが金融政策を引き締める最低限の基準は満たされたと考えていると述べた。この発言を受けて、英中銀が来年に政策金利を引き上げるとの期待が強まる可能性がある。

  ベイリー総裁は8日、下院財政委員会で証言した。英経済から余剰能力がなくなりつつあり、2%のインフレ目標を「持続的に」達成しているか明確な証拠があるかについて、8月のMPC会合では委員が真っ二つに分かれたと説明。英中銀はこれまで、こうした条件が満たされるまでは政策を据え置く方針を示している。

  ラムズデン、ブロードベントの両副総裁はベイリー総裁の見解に同意したと表明。MPCの外部メンバーであるテンレイロ委員は、同意しなかったグループに属すると明らかにした。

  英中銀が公表した8月会合の議事要旨は、この問題について委員の間に相違があったと記されたが、ベイリー総裁はこの日、8人で構成するMPCが「4対4」に分かれたと言明した。

  ただフォワードガイダンスの条件が満たされたと考えている委員も、それが即時の政策引き締めを進める十分な根拠だとはみなしていないと、総裁はくぎを刺した。

  8月の会合では委員全員が政策金利の据え置きを支持したが、今後数年間に小幅な利上げが必要になる可能性が高いと警告していた。ベイリー総裁はこの日、今後数年間にいくらかの利上げがあると想定するのは「妥当だ」と述べた。

原題:Bailey Says BOE’s Minimum Bar for Tighter Policy Has Been Met(抜粋)

BOE’s Bailey Says Reasonable to Think Rates Will Rise(抜粋)

 

 

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE