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北京五輪のコロナ対策、東京大会より厳格か-「全国運動会」で試運転

  • 国内トップアスリート1万3000人が競う全国運動会、西安で来週開幕
  • 北京五輪、競技会場の観客有無はまだ不明-全国運動会は観客あり

中国は新型コロナウイルスを一切容認しないという自国の戦略をリスクにさらすことなく、2022年2月に北京で冬季五輪を予定通り開催したいと考えている。これはつまり、430人ほどの感染者が出た東京五輪より広範かつ厳格な対策が講じられることを示唆している。

  北京五輪の組織委員会側はまだコロナ封じ込め策を発表していないが、長期の隔離措置と参加選手を住民や観客らと接触させない「バブル方式」は不可避だ。当局はまた、大会前および大会期間中は国外からの入国を制限する方針だ。

 

China's 14th National Games - Torch Relay
中国の第14回「全国運動会」トーチリレー(8月16日)
 

  中国の中央に位置する陝西省の省都、西安では来週、国内のトップアスリート約1万3000人が競い合う「全国運動会」が始まる。これが北京五輪が採用するコロナ対策を示すことになるかもしれない。全国運動会はコロナの感染拡大が始まってから開催される国内最大のスポーツイベントで、来年2月4日に開幕する北京五輪のテストケースとして広く考えられている。

  地元当局は全国運動会に備え、8月中旬に4000を超えるレストランやバー、観光スポットを閉鎖。西安の住民1300万人を対象に強制的なコロナ検査を始めた。大会期間中、陝西省は全入境者にコロナ検査の陰性証明提示を義務付ける。

  北京五輪の競技会場に観客を入れるかどうかは未定だ。ただ、中国政府は入国者の上限を3万人とする計画で、選手とサポート要員、役員らでほぼ入国枠は埋まってしまう。それでも政府が国内向けにチケットの販売を決める可能性はまだある。

  西安で開催の全国運動会は競技会場に観客を入れる。チケット所有者は完全なワクチン接種や陰性証明が求められる。

原題:
China Test-Drives Olympics Covid Restrictions at National Games(抜粋)

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