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ロンドン・シティー空港の発着便増加へ、金融機関の出張で活気戻るか

  • 良好な座席利用率や早期予約の兆候見られる-シティー空港のCOO
  • BAとルフトハンザは欧州金融センターを結ぶ便を今月再開

欧州域内を往来するビジネス客の利用が多いロンドン・シティー空港では、ブリティッシュ・エアウェイズ(BA)やドイツのルフトハンザ航空が主要金融センターを結ぶ便の運航を再開するのに伴い、活気がやや戻りつつある。

  同空港のアリソン・フィッツジェラルド最高執行責任者(COO)はインタビューで、チューリヒとフランクフルト、ロッテルダムに向かう運航サービスの今月再開を説明。「良好な有償座席利用率や早期予約の兆候が幾分見られる」と語った。

  ブルームバーグNEFのデータに基づくと、ロンドン・シティー空港発のフライト数は9月中に70%以上増加し、月末までに週当たり約260便に達する予定。フィッツジェラルド氏によれば、それでも2019年の水準を依然80%程度下回る。

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Actiity is picking up at London City airport

Source: Bloomberg NEF

  シティーやカナリーワーフといったロンドン金融街へのアクセスが容易な同空港は滑走路が短めで、離着陸は小さめの機体に限定されるため、短距離路線の発着が中心。夏の早い時期に新型コロナウイルス対応のロックダウン(都市封鎖)が緩和されて回復中のレジャー旅行が頼みの綱だとフィッツジェラルド氏は述べた。

  コロナ禍後の出張需要は依然として不透明だが、フィッツジェラルド氏によると、企業幹部は顧客との対面ミーティングを求めている。柔軟な勤務形態で可能になった出張とレジャー旅行の組み合わせも増えるという。

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  ルフトハンザは9月16日からフランクフルト行きの運航を再開する。先週には同グループのスイス部門がチューリヒ便を再開した。BAは欧州の主要港湾都市ロッテルダムに向かう便を9月20日から追加する。アムステルダム便はロンドン・シティー空港でBAに次ぐ規模のKLMが既に運航している。

原題:
London City Flights Return in Sign of Pickup in Banking Trips(抜粋)

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