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独テレコムが米国シフト加速、蘭部門売却でTモバイルUSに出資拡大

更新日時
  • ウォーバーグとエイパックスが蘭部門買収で合意
  • ソフトバンクGと株式交換、TモバイルUSへの出資比率48.4%に
A Deutsche Telekom AG public pay phone and Wifi hotspot in Berlin, Germany

A Deutsche Telekom AG public pay phone and Wifi hotspot in Berlin, Germany

Photographer: Krisztian Bocsi/Bloomberg

ドイツの通信大手ドイツテレコムはオランダ部門の売却で得た資金でTモバイルUSの株式を買い増し、次世代モバイル技術で同社が業界をリードする米国市場へのシフトを進める。

  プライベートエクイティー(PE、未公開株)投資会社のウォーバーグ・ピンカスエイパックス・パートナーズは7日、独テレコムとベンチャーパートナーで25%の持ち分を有するスウェーデンのテレ2からオランダ部門Tモバイル・ネザーランドを51億ユーロ(約6650億円)で買収すると発表した。

独テレコム、オランダのTモバイル部門を51億ユーロで売却に合意

  独テレコムは売却資金の一部をソフトバンクグループとの戦略的パートナーシップ契約に利用し、米国でのプレゼンスを拡大する。ソフトバンクGは独テレコムの株式4.5%を取得し、それと引き換えにTモバイルUS株の一部を売却する。これにより独テレコムはTモバイルUSへの出資比率が48.4%に高まり、過半数株取得の目標に近づく。

ソフトバンクG、ドイツテレコム株取得で主要株主に

  独テレコムのティム・ヘットゲス最高経営責任者(CEO)は7日の電話会見で、同社が保有する英BTグループ株12%について向こう1年以内に何らかの行動を起こす考えも示した。

  TモバイルUSは独テレコムの売上高の3分の2近くを占める。同部門は7月、加入者数の伸び見通しを上方修正し、設備増強計画や無人運転タクシーなどの新ビジネス目標を打ち出していた。

 

原題:
Deutsche Telekom Accelerates U.S. Pivot With Dutch Stake Sale(抜粋)

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