コンテンツにスキップする

日経平均定期入れ替え:キーエンス、村田製、任天堂を採用

更新日時
  • 今回から導入された株価換算係数はそれぞれ0.1、0.8、0.1
  • 除外銘柄は日清紡HD、東洋製缶H、スカパーJの3銘柄
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.
The Tokyo Stock Exchange (TSE) building, operated by Japan Exchange Group Inc. (JPX), stands in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 24, 2018.

日本経済新聞社は6日、日経平均株価を構成する225銘柄の定期入れ替えでキーエンス、村田製作所、任天堂を採用し、日清紡ホールディングス、東洋製缶グループホールディングス、スカパーJSATホールディングスを除外すると発表した。10月1日の算出から反映させる。

  市場流動性の観点から入れ替えを決めた。株価換算係数はキーエンス(セクター・技術)は0.1、村田製作所(同)は0.8、任天堂(消費)は0.1になる。セクター間の銘柄過不足調整で日清紡HDなどを外す。

  任天堂の新規採用は事前の市場予想通りで、ブルームバーグの集計した証券3社すべてが採用を見込んでいた。キーエンスも候補に挙がっていたが、今回は村田製は候補外だった。外される3銘柄はいずれも除外候補に入っていた。

  東海東京調査センターの鈴木誠一チーフエクイティマーケットアナリストは今回の銘柄入れ替えについて「値がさ株が採用されるなど、除外銘柄を含めてほぼ想定通りの結果だった」と話した。日経平均株価への影響については「本来は下落要因だが、すでに織り込まれているため、銘柄入れ替えを終えて売り材料が出尽くしたと市場が受け止め、あすも買いが入る可能性がある」と指摘した。

  入れ替え発表後の日経平均の先物は夜間取引で上昇した。

株価換算係数

  従来の「みなし額面」は株価水準の異なる銘柄を適切に反映するため、かつての50円、500円、5万円といった旧額面水準をもとに銘柄ごとに設定してきた。2001年10月施行の商法改正で額面制度が廃止になった以降も各構成銘柄の株価を旧50円額面に換算して算出に用いてきたが、今回の入れ替え実施からは株価換算係数により調整することになる。

関連記事:日経平均、みなし額面の変更検討-株価換算係数の導入など意見を募集

  新採用基準が今回から適用されることから、SMBC日興の伊藤桂一チーフクオンツアナリストらは値がさを理由に不採用だった任天堂などの銘柄について「採用されやすくなると見込まれる」と指摘していた。

関連記事

 

(第4段落に市場関係者のコメントを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE