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中国華融、6兆5000億円相当の不良債権売却目指す-財務立て直しで

  • 2020年は記録的な赤字-自己資本比率が要件下回る
  • 債務返済義務は履行可能と説明-資産売却による資金調達次第か

中国国有の不良債権受け皿会社、中国華融資産管理は3800億元(約6兆5000億円)相当の不良債権の売却を進めている。2020年に記録的な赤字を計上した同社は財務の立て直しに動く。

  華融はウェブサイトに掲載した資料で、7000を超える借り手に関わる資産が売却対象になると説明。広報担当者によれば、同社がオンラインで不良債権の売却を目指す規模としては過去最大となる。

  華融が今年3月期限の20年決算報告を延期したことで、市場は動揺。同社は先月、国内金融大手から救済パッケージを確保したほか、昨年は1029億元の赤字だったことをようやく公表した。

  今年1-6月(上期)は小幅な黒字に転換したものの、主要な自己資本比率は6月末時点で要件を下回っており、王占峰会長は一時的な猶予を規制当局に申請する方針だと述べた。

  華融は本土ならびにオフショア債務の返済義務を今後も履行できると説明しているが、中長期的にそれを実行する能力は資産売却からどの程度の資金を調達できるかにかかっていると関係者はこれまでに明かしていた。同社は資産売却から500億元程度を集めることを目指していると関係者の1人は話す。

中国の華融、中信集団主導の資本増強で約8500億円受ける方向-関係者

  華融など不良債権受け皿会社の間では、オンラインでの不良資産売却がここ数年で広がっていたが、今回の売却規模は同社がいかに資金を必要としているかを示している。

原題:
Huarong Puts $59 Billion in Bad Assets on Sale to Raise Cash (1)(抜粋)

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