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アリババ、習主席の「共同富裕」実現に1.7兆円拠出を約束

中国のアリババグループは、習近平国家主席が提唱する「共同富裕」実現に向けて5年間に1000億元(約1兆7000億円)を拠出すると約束した。この習主席の構想には、資金提供を表明する中国テクノロジー大手企業が相次いでいる。

  政府系の浙江日報が2日報じたところによると、アリババはテクノロジー投資や中小企業支援など10のイニシアチブに資金を振り向ける。アリババの広報担当者は報道内容を確認したが、詳細に触れるのは避けた。

  10年間にわたるモバイルインターネット産業の活況で膨大な資産を蓄えた中国のテクノロジー業界では、社会還元を約束する大手企業が増えている。急成長で農村部ではいまやアリババに挑戦する存在となった電子商取引企業の拼多多(ピンドゥオドゥオ)は、将来の利益15億ドル(約1650億円)を農家の福祉に充てると表明。時価総額で同国最大のテンセント・ホールディングス(騰訊)は先月、社会的責任プログラムに拠出する資金の額を2倍に増やし、約150億ドルにすると発表した。

時期寄付者金額・内容
8月黄崢氏(拼多多)

会社として農業開発支援に利益15億ドルを提供すると約束


黄氏の財団が浙江大学に1億ドルを寄付(3月)


黄氏と拼多多の創業チームが24億ドル相当の株式を公益信託に譲渡(2020年7月)

7月雷軍氏(小米)株式22億ドル相当
6月張一鳴氏(バイトダンス)個人資産7730万ドル
6月王興氏(美団)株式23億ドル相当
4月馬化騰氏(テンセント)会社として社会的責任プログラムに約75億ドルの資金を確保(8月には額を2倍の約150億ドルにすると表明)

原題:
Alibaba Pledges $15.5 Billion to Xi’s ‘Common Prosperity’ Drive(抜粋)

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