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SEC委員長、ファンドのESG資産を精査指示-情報開示の厳格化も

  • 背景には根拠なくESG資産を主張するファンドがあるとの懸念
  • ESG資産に関して表現を誇張すべきではないとあらためて警告

米証券取引委員会(SEC)は投資ファンドに対してより厳しい情報開示を義務付けることを検討している。根拠もなく環境・社会・ガバナンス(ESG)資産だと主張するファンドが複数あるとの懸念が背景にある。

  SECのゲンスラー委員長は1日に欧州議会の経済金融委員会で講演。公表された講演原稿によれば、委員長は「最近では多くのファンドが自らを『グリーン』、『サステナブル』、『低炭素』などとうたっている」と指摘。「ファンドの現在の慣行を精査するとともに、ファンドマネジャーが自らをそのように売り込む際に使用する基準や基礎資料を開示させるべきかどうか勧告を検討するよう、スタッフに指示した」ことを明らかにした。

  SEC委員長の見解は、ESG資産に関して表現を誇張すべきではないと資産運用業界にあらためて警告した格好だ。

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原題:SEC Chairman Gensler Orders Review of Funds’ ESG Disclosures

(抜粋)

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