コンテンツにスキップする

米アッヴィ株急落、関節リウマチ新薬にFDAが新たな警告文追加

  • 「リンヴォック」には血栓症と死亡リスク高めるという警告が加わる
  • ファイザー製「ゼルヤンツ」臨床試験が示したリスク上昇受けた措置

アッヴィは1日、関節リウマチ治療薬新薬のヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤「リンヴォック」について大きな逆風を受け、時価総額が約200億ドル(約2兆2000億円)減少した。

  既にリンヴォックは製品ラベルに記載される警告文について、米食品医薬品局(FDA)から最も厳しい「ブラックボックス」警告を受けているが、今後は血栓症と死亡のリスクを高めるという新たな警告が追加される。FDAの最新情報を受け、アッヴィの株価は同日、一時12%安と、2020年3月以来の大幅下落となった。

AbbVie shares slapped down after key drug hit with FDA warning
 
 

  今回の警告は類似のファイザー製関節リウマチ治療薬「ゼルヤンツ」の臨床試験でリスク上昇が示されたことを踏まえたものだ。ゼルヤンツに加え、イーライリリーとインサイトが開発に取り組んだ「オルミエント」にも、リンヴォックと同様の警告文が表示される。

  アッヴィの株価への影響は特に大きかった。関節リウマチ治療薬「ヒュミラ」の特許切れと将来の売り上げ減少に伴い、リンヴォックが同社の次の大型薬になると目されている。

原題:
AbbVie Tumbles After FDA Slaps Fresh Warning on Arthritis Drug(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE