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アントのIPO計画、杭州市トップ巡る調査で復活困難に-BI

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中国当局が最近、アント・グループが本社を置く浙江省杭州市のトップに対する調査を始めたことで、同社が目指す新規株式公開(IPO)を復活させる計画の実現は難しくなりそうだ。ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)はこうみている。

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  BIのフランシス・チャン氏らアナリストは31日のリポートで、アントのIPO復活が頓挫する可能性の理由として、「中国政府による杭州の権力構造への調査が法律絡みの問題を引き起こしている」ことを挙げ、こうした問題はまた従業員を長時間働かせる「996」と呼ばれる労働慣行への警告で悪化しているとも指摘した。

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  アリババグループ傘下のアントは昨年11月の中国本土・香港上場に向けIPO計画を進めていたが、当局からの指摘を受け、上場直前でIPO中止となった。

  チャン氏によると、規制による抑制や利益の減少、香港IPO計画の遅延が、アントの見通しを弱める可能性がある。

原題:
Ant Group’s IPO Relaunch Seen at Risk Due to Hangzhou Probe(抜粋)

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