コンテンツにスキップする

北朝鮮が寧辺で原子炉再稼働の可能性-IAEAが報告書で指摘

  • 7月初旬から冷却水の排出など原子炉の稼働と合致する兆候
  • 核プログラム継続なら安保理決議の明確な違反、極めて遺憾-報告書

北朝鮮は7月初旬から寧辺(ニョンビョン)核施設で、プルトニウムを生成する原子炉の稼働を再開した可能性があると、国際原子力機関(IAEA)が週末に公表した報告書で明らかにした。同国の核分裂性物質の備蓄増大を後押しし得る動きだ。

  同報告書は寧辺核施設の5メガワット原子炉が約3年ぶりに稼働したようだとした上で、「7月初旬から冷却水の排出を含む、原子炉の稼働と合致する兆候が見られる」と説明。「北朝鮮の核プログラム継続なら国連安全保障理事会決議の明確な違反であり、極めて遺憾だ」とした。

  米ミドルベリー国際大学院モントレー校(MIIS)の東アジア不拡散プログラムディレクター、ジェフリー・ルイス氏は「IAEAの発表は意外ではない。多くのグループが寧辺で続く活動について報告してきたからだ。しかしこの公式の確認により、われわれは北朝鮮が核兵器製造を中止していなかったことを再認識した」と述べた。

  同原子炉再稼働の可能性については米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が先に報じていた。

北朝鮮が寧辺の原子炉再稼働のもよう、IAEA報告書-WSJ

原題:
North Korea May Have Restarted Nuclear Reactor, UN Watchdog Says(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE