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日本株は反発、米利上げ懸念後退-商品相場高でエネルギーや素材高い

更新日時

東京株式相場は反発。米金融政策の変更で市場が混乱する懸念が後退し、米株高を追い風に投資家心理が上向いた。パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は債券購入のテーパリング(段階的縮小)開始後の利上げは急がない考えを示した。商品相場高から鉱業や石油・石炭などのエネルギー関連株が上昇。鉄鋼や非鉄金属といった素材株の上げも目立った。

  • TOPIXの終値は前営業日比21.37ポイント(1.1%)高の1950.14
  • 日経平均株価は148円15銭(0.5%)高の2万7789円29銭
TOPIXの推移
 
 

市場関係者の見方

アセットマネジメントOneの淺岡均シニアストラテジスト

  • パウエルFRB議長は来年以降の経済動向に対して相当慎重なことがわかり、テーパリングが終わったら自動的に利上げじゃないというメッセージを事実上示したといえる
  • 低金利環境の長期化観測が強まり、世界的に流動性相場長引くとの見方から株式相場が上昇した
  • 先週あたりから東京の新規感染者数の推移がピークアウトしてきたのも株式相場の追い風にはなるが、一方で海外ではワクチン接種の進展した国でもデルタ株の感染が広がる例もあるため注意が必要だ

東証33業種

上昇率上位鉄鋼、海運、非鉄金属、ガラス・土石、卸売、鉱業、石油・石炭製品
下落業種なし

背景

  • パウエル議長、テーパリングを年内に開始し得る-利上げは急がず
  • 東京都で3081人の新型コロナ感染確認、重症者は前日比1人減の296人
  • 米国市況】株は最高値、パウエル氏の講演でテーパリング不安和らぐ
  • ドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移、前営業日の日本株終値時点は109円99銭
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