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ドイツ銀傘下DWSの株急落、グリーンウォッシュ巡る米独調査で

更新日時
  • DWS株価は一時14%超える下げ、ほぼ1年半ぶりの大幅安
  • ブアマンCEOはサステナビリティーを戦略の柱に据えていた

サステナブル投資商品でうわべだけ環境に配慮しているかのように取り繕う「グリーンウォッシング」疑惑が浮上しているドイツ銀行の資産運用部門、DWSグループに対し、ドイツ連邦金融監督庁(BaFin)も調査を進めている。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  調査が公表されていないことから匿名で語った関係者によると、BaFinはDWSの元サステナビリティー責任者、デジレー・フィクスラー氏が数週間前に明らかにした情報に注目。同氏はDWSが一部の投資商品についてサステナブル投資基準を誇張していたと主張した。

  BaFinの報道担当者は、内部告発者が提供する情報を調査するのは一般的だとしつつ、個別企業に関してはコメントしないと電話で回答。DWS広報担当者は取材に対し「規制当局が絡む問題にはコメントしない」と述べた。

Deutsche Asset Management CEO Asoka Woehrmann
DWSのブアマン最高経営責任者(CEO)
 

  26日の取引でDWS株価は一時14.2%安と、新型コロナウイルスの感染拡大で金融市場が混乱した昨年3月以来の下げ幅を記録。ドイツ銀行も2%を超える下げとなっている。

  DWSを巡っては、同様の疑惑で米検察当局が調査を開始したと事情に詳しい関係者が明らかにしていた。調査は初期段階だという。この調査に関しては、ダウ・ジョーンズ(DJ)通信が先に伝えた。

ドイツ銀傘下DWSがサステナブル基準を誇張か、米当局が調査-DJ 

  DWSのアソカ・ブアマン最高経営責任者(CEO)はサステナビリティーを同社戦略の重要な柱に据えていただけに、今回の当局調査は手痛い打撃になる。

原題:Deutsche Bank’s Asset Arm Probed by U.S., Germany on ESG Claims、German Financial Markets Regulator BaFin Is Also Probing DWS(抜粋)

(BaFinの調査について情報を加え更新します)
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