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きょうの国内市況(8月25日):株式、債券、為替市場

 

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●TOPIXは小幅続伸、商品相場の上昇で素材関連に買い-鉄鋼が高い

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  東京株式市場でTOPIX(東証株価指数)は小幅ながら3日続伸。前日の原油や銅など商品相場が上昇し、鉱業や非鉄金属株に買いが入った。トヨタ自動車が下期に部品会社に卸す鋼材価格を上期比で引き上げると伝わり、鉄鋼株の上げも目立った。半面、週明けから相場水準が切り上がったため利益を確定する目的の売りが出て、TOPIXは下落に転じる場面もあった。

  • TOPIXの終値は前日比1.46ポイント(0.08%)高の1935.66
  • 日経平均株価は7円30銭(0.03%)安の2万7724円80銭

CLSA証券の釜井毅生エグゼキューション・サービス統括本部長

  • 今週の日本株は上昇基調だが、きょうは利益確定を目的とした売りも出た
  • 週後半のジャクソンホール会合を控え投資家が慎重な姿勢を崩していないため上値が重たい
  • 新型コロナウイルスの感染拡大によって緊急事態宣言の対象地域が拡大し、政治面では来月にも総裁選を控えるなど市場全体に不透明感がくすぶっている


●長期債が下落、米長期金利上昇やあすの20年入札が重しー増発懸念も

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  債券相場は長期債が下落。米連邦準備制度理事会(FRB)のジャクソンホール会合を控えて米長期金利が上昇したことに加えて、あすの20年国債入札に対する一定の警戒感もあり、売りが優勢だった。政府の景気対策に伴う国債増発懸念も引き続きくすぶっていた。

  • 新発10年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.02%
  • 新発20年債利回りは0.405%、新発40年債利回りは0.725%と、いずれも横ばい
  • 長期国債先物9月物の終値は3銭安の152円23銭。米長期金利上昇の流れを引き継いで売りが先行。その後いったん横ばいまで戻す場面もあったが、午後は152円20銭まで下げ幅を拡大

みずほ証券の松崎涼祐シニアマーケットアナリスト

  • 20年債入札については、0.4%付近で上値が重い上、キャリーロールでは10年債の方が妙味があるため、ある程度警戒感のある入札になるのではないか
  • ジャクソンホール会合でテーパリングについて何かしら示唆される可能性は否定しない一方、9月の米連邦公開市場員会(FOMC)に先んじて明確な材料が出てくるとも考えづらい
  • 10年金利は米長期金利の低下局面でもゼロ%で下げ渋ったため、足元の米金利上昇についていくと相対的に割安化する面もある
  • 今の金利水準で取り組む上で、補正予算や国債増発はどうしてもリスク要因になるため、今晩の菅首相の会見などで選挙も含めたスケジュールが示唆されないか注目している

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、5年超10年以下、25年超
  • 応札倍率は1年超3年以下が3.22倍、5年超10年以下が2.66倍と前回から上昇する一方、25年超は2.85倍と昨年4月以来の低水準
  • みずほ証の松崎氏
    • あえて言えば1年超3年以下が甘めだが、総じてみれば無難な結果。25年超はそもそも金額自体が少ない

 

●ドルは109円後半、米金利上昇でドル買い優勢もジャクソンホール待ち

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=109円台後半で推移した。商業決済が集中しやすい五・十日に絡んだ円売り需要の思惑に加えて、米債利回りの上昇や株高一服を背景にドル買いが先行。その後は週末のジャクソンホール会議を控えてもみ合いに転じた。

 
  • ドル・円は午後3時40分現在、前日比0.1%高の109円70銭。109円61銭を安値に一時109円87銭まで上昇
  • ブルームバーグ・ドルスポット指数は0.1%上昇。前日は0.2%低下

あおぞら銀行の諸我晃チーフマーケットストラテジスト

  • 仲値までは実需のドル買いもあり、他通貨も米金利が少し上昇したことでドル買い地合いが続いていたが、金利上昇も一服してきて、ドル・円もその後買いが続かず
  • 先週のリスクオフのドル買いから、今週はリスクオンのドル売りになっている感じだが、それも一巡感が出てきて、通貨も他のアセットももみ合いになり、ジャクソンホール会議待ちになっている
  • 米金融政策正常化ペースについては、FOMC(米連邦公開市場委員会)議事録で米金融当局の方針は市場に伝わっており、ほぼ織り込み済み。先週の株価下落でパウエル議長もジャクソンホールであまりタカ派的なことは言わないのではないかとの見方は強まっている
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