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米国債ETFプットに大口の売り-マイケル・バーリ氏の逆張り

  • iシェアーズ米国債20年超ETFのプット1万枚を売却
  • 行使価格は110ドル、利回り上昇は限定的との見方

著名投資家のマイケル・バーリ氏は長期の米国債が下落すると見込む取引をしているが、下落は限定的と予想し同氏と対極的なポジションを取る投資家がいる。

  バーリ氏のサイオン・アセット・マネジメントは上場投資信託(ETF)「iシェアーズ米国債20年超ETF(TLT)」 のプットオプション(売る権利)を保有しているが、1人の投資家が24日、同ETFの2023年1月限、行使価格110ドルのプット1万枚を売却した。ブルームバーグがまとめたデータから分かった。同ETFの価格が期日にこの額を上回ると利益が出る。

  先週の届け出によると、バーリ氏のサイオンは同ETFのプット2億8000万ドル(約310億円)相当を保有している。こちらのポジションは同ETFが値下がりすると利益が出る。

  TLTの24日終値は149.28ドル。前回110ドルを下回ったのは14年4月。

  サスケハナ・インターナショナル・グループのデリバティブ戦略共同責任者、クリス・マーフィー氏によると、110ドルのプット行使価格は、20年超の混合の米国債利回り約3.57%に相当する。「この投資家は長期の米国債利回りが今回は、世界金融危機や欧州債務危機後の最高よりもはるかに低い水準でピークになると見込んでいる」と同氏は述べた。

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原題:
Treasury ETF Bet Takes Other Side of Bearish Michael Burry Wager(抜粋)

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