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テーパリングで米国債利回りが急上昇すればむしろ驚き-PGIM

  • テーパリングについての広範な議論の中でも利回りは上昇していない
  • 米国債の供給減と外国からの大量投資が利回りを抑える公算

米国債利回りが米連邦準備制度のテーパリング(債券購入の段階的縮小)についての広範な議論を経ても上昇していないなら、近い将来に急上昇する可能性は低い。PGIMフィクスト・インカムのマルチセクターおよびストラテジー責任者グレゴリー・ピーターズ氏が24日、こうした見方を示した。

  同氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「長期的には、利回り低水準が続く環境だ。米当局のテーパリング後に利回りが急上昇するという議論は理解しにくい」と述べた。テーパリングが実際に起こった後に利回りが上昇すれば、「むしろ驚きだろう」と語った。

PGIMフィクスト・インカムのグレゴリー・ピーターズ氏が語る
 

 

  10年物米国債利回りは過去最低に近いが、市場の膨大な流動性は金融資産に資金を流れ込ませている。想定される米財務省の発行縮小と、海外投資家による買い継続が、低利回りの維持につながるだろうと同氏は指摘した。

  「来年とその後数年は米国債の供給が減るだろうという事実は低利回りの強い要因だ。米国や債券市場への外国からの大量投資もそうだ。米国債と米国資産への支持は極めて強力であり、従ってドルも引き続き好調だと思う」とピーターズ氏は語った。

  これは株式にとっても朗報だ。 「債券の低利回りが株式のアウトパフォーマンスを支えるという共生の関係にある。利回りの低位安定環境は全体的な成長を支え、恐らく企業利益にもプラスであり、幅広いリスク資産を押し上げるだろう」とも同氏は話した。

  PGIMフィクスト・インカムは米プルデンシャル・ファイナンシャルのグローバル投資運用事業であるPGIMの一部門。

原題:
PGIM’s Peters Would Be ‘Shocked’ to See Yields Jump After Taper(抜粋)

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